Stage Definition
ステージは、誰の視点で定義するか
SFAの数字が信用されなくなる経路は、だいたい決まっている。ステージの主語を、自社に置いてしまうことだ。
顧客側の状態は、真偽を確かめられる。図面をもらった、評価に入った、量産承認が下りた。営業が動かそうと思っても、勝手には動かせない。だからこれは進捗の指標になる。
自分たちの行動は、意志で動かせる。サンプルを出した、見積を出した。これを進捗の定義にすると、行動しただけでステージが上がるので、必ずインフレを起こす。
「次にやること」は、別に持つ
原則として、ステージは顧客側の状態で定義する。そのうえで、誰のボールか(自社待ち/顧客待ち/完了)を分けて持てば、顧客側が進まないのか、自社が止めているのかが読める。
複数の営業単位をまたぐ場合も、顧客側の状態で定義した方が語彙が共通に耐える。自社の行動は製品と組織でまったく違うが、「評価に入った」「量産承認」は製品が違っても同じ意味を持つ。
商談管理を否定しているのではない。主語を、自社から顧客へ戻しているだけである。
本ノートは、実際の製造業向け営業基盤の導入プロジェクトを題材にした議論をもとに構成しています。 顧客企業を特定しうる情報は含みません。
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04 ── SFAとの、大きな違い。